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ピーポー

前回の「しょうぼうしゃ、てんけんよし!」の余談。

前回でも書きました様に、あたくしが乗り物の絵本を描くなんて
思いもしませんでした。
なのですが、2019年7月12日頃に「ピーポーのうた」というのを
作りましてブログにアップしましたところ、
( →(昔のブログ) 「ピーポー(119ばん)のうた」 )
その翌日だったか翌々日に 交通新聞社の担当さんからご連絡がありまして
「乗り物の絵本で、しょうぼうしゃとか~」と言われ、ビックリしました。

不思議な話とも単なる偶然ともいえますが、「あるある」な話でもありまして
面白かったです。
でも今回のブログを書くのに、ピーポーのうたを聞き返してみたところ、
「きゅうきゅうしゃ」は「ぴーぽー」で良いとして、
「しょうぼうしゃ」は 「う~~う~~かんかーーん」じゃないか!
と思いました。
そのくらい乗り物にうとかったのねー、ともwww



| その他 | 17:12 │Comments4 | Trackbacks0編集

「しょうぼうしゃ、てんけんよし!」



本日(多分)、「のりもののひみつ」シリーズ第一弾、
「しょうぼうしゃ、てんけんよし!」(ぶん 片平直樹  え 岡本よしろう)が
交通新聞社より刊行されました。
交通新聞社といえば、JR時刻表や 雑誌の「散歩の達人」などで有名ですが
最近は絵本も出してます。
「のりもののひみつ」は、さまざまな のりものの やくわりや しくみを、
くわしく しょうかいする えほんシリーズです。だいいちだんは
「しょうぼうしゃ」!」 と、カバーそでに書いてあります。

さいしょにこのお話を頂いた時は(まだ消防車ではなく乗り物だった)
「俺にのりものを描かせるか!?」
(運転嫌い。なぜ動くのか、機械の仕組みもワカラナイ。
そして、そもそも真っすぐな線が引けないワタクシにノリモノ!?)
と思いましたが、描いた事がないモノは描いてみよう!
と、面白くなってやってみました所、こういう本になりました。

昨年の真夏、コロナ厳戒態勢(!?)みたいな中、編集さんと、ぶんの片平直樹さん、
&ウチの奥様とアタシで 東京の目黒消防署を取材させて頂きまして、
ほぼそのまんま(消防署の一日)を描きました。
↓こんな感じ。
sonota1_2105syoubousya_convert_20210511124549.jpg

始めから時間的に厳しかったのと、内容的に後からの修正がある事が予想された事も
あって、フルデジタルで描いたのですが、結局(予想外に)かなり描き込んでしまい、
手描きよりも時間がかかったんじゃないか……(T_T) という感じで、
& やっぱり最後の最後まで修正がありましたよ~(^O^)/
んまあ、でも手間ヒマかかって(手間ヒマかかりすぎましたが…)
面白い本になったのではないかと思います。 (とても地味ですが)
あとアタクシ初めての観音開きページがあります。

という事で、詳しくは→ 交通新聞社ホームページ へ。
ところで 「のりもののひみつ」 シリーズって シリーズ なんですか!?
続きが出るといいですねえ (^。^)



| 絵本 | 13:55 │Comments2 | Trackbacks0編集

山口ムサビ展 2021


事後報告になりますが先月末から4日まで山口市にて
武蔵野美術大学OB会の山口支部展、
通称(?)山口ムサビ展がありました。

毎年恒例ですが昨年はコロナで中止となり今年は~という所でしたが、
無事開催された模様です。
あたくしは毎度の事ながら帰れず、モノだけ送って、
山口の先輩諸兄におんぶにだっこでスミマセヌ~(≧◇≦)です。

んでもって今年のあたくしのメイン作品は(↓つきあたりに見えます)

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↓コレ。(3×5メートル)
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2018年に描いたyab (山口朝日放送) の 「波田陽区の ひるくる!サタデー」
背景画です。

関係者のみなさま、設置が大変面倒臭くてスミマセン(>_<)
&ありがとーございます。
ご来場くださいましたみなさま、ありがとーございました<(_ _)>



| 展示・イベント | 15:22 │Comments0 | Trackbacks0編集

「すなやまトンネルできるかな?」

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福音館書店の月刊誌 「ちいさなかがくのとも」 6月号、
「すなやまトンネルできるかな?」
(こさかまさみ ぶん  岡本よしろう え) が、出ました。

「おおきなすなば」に行って、すなやまを作ってトンネルを掘るお話で、
主人公は女の子と男の子ですが、ホントの主役はです(笑)

「砂」とか「土」とかいうものを描くのはとっても難しくて、
描く前は「描けるかいな~?」と震えあがりましたし、
途中はずーっと「(自分は)絵が上手な人な訳ではないのよね~」と思いながら
頑張って描いてましたwww
どうにかそれっぽくなったのはのは「秘策!」を用いたからで、
「にんじゃじゃ!」に続き本作も、手描きで原画を描いたのちに
デジタル処理を施しています。
どんな感じかぜひ見てみて下さいませ。

あたくし絵本デビューが「たくさんのふしぎ(福音館書店)」だったもので、
今回も「科学系絵本」という事で、始めは「はいは~い、あんな感じね♪」と
わかった様な気になっていましたが全然違いました。
あれは「たくさんのふしぎ」であって、今回は「ちいさなかがくのとも」だったという
事なのですが、何が違うかというと、読者の対象年齢。
「ちいさな」とあるように、4歳位の子供たちが、「体感的」に感じられて、
「自分もやってみたい!」と思える様な本を目指しました。

始めに出したラフに、ズバズバ修正が出て、基本の絵はほとんど変わって
いないのに、構図がどんどん変わって行く、というのが爽快!ですらありました。
→結果、最初のラフが「人間が主役」から「砂が主役」になりました。
編集Yさん剛腕というか、辣(らつ)腕というか、素晴らしいお方でございました。
編集Yさん&ウチの奥様と何度も横須賀、津久井浜に取材に行ったのですが、
取材と言っても、大の大人が「砂山を作って掘って、遊んでいる」だけにしか
見えなかったかもしれませんwww

とかとか…、
「すなやまトンネル できるかな?」 よかったら見てみて下さいませ<(_ _)>



| 絵本 | 05:41 │Comments0 | Trackbacks0編集

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