
福音館書店の月刊誌 「ちいさなかがくのとも」 6月号、
「すなやまトンネルできるかな?」
(こさかまさみ ぶん 岡本よしろう え) が、出ました。
「おおきなすなば」に行って、すなやまを作ってトンネルを掘るお話で、
主人公は女の子と男の子ですが、ホントの主役は
砂です(笑)
「砂」とか「土」とかいうものを描くのはとっても難しくて、
描く前は「描けるかいな~?」と震えあがりましたし、
途中はずーっと「(自分は)絵が上手な人な訳ではないのよね~」と思いながら
頑張って描いてましたwww
どうにかそれっぽくなったのはのは
「秘策!」を用いたからで、
「にんじゃじゃ!」に続き本作も、手描きで原画を描いたのちに
デジタル処理を施しています。
どんな感じかぜひ見てみて下さいませ。
あたくし絵本デビューが「たくさんのふしぎ(福音館書店)」だったもので、
今回も「科学系絵本」という事で、始めは「はいは~い、あんな感じね♪」と
わかった様な気になっていましたが全然違いました。
あれは「たくさんのふしぎ」であって、今回は「ちいさなかがくのとも」だったという
事なのですが、何が違うかというと、読者の対象年齢。
「ちいさな」とあるように、4歳位の子供たちが、「体感的」に感じられて、
「自分もやってみたい!」と思える様な本を目指しました。
始めに出したラフに、ズバズバ修正が出て、基本の絵はほとんど変わって
いないのに、構図がどんどん変わって行く、というのが爽快!ですらありました。
→結果、最初のラフが「人間が主役」から「砂が主役」になりました。
編集Yさん剛腕というか、辣(らつ)腕というか、素晴らしいお方でございました。
編集Yさん&ウチの奥様と何度も横須賀、津久井浜に取材に行ったのですが、
取材と言っても、大の大人が「砂山を作って掘って、遊んでいる」だけにしか
見えなかったかもしれませんwww
とかとか…、
「すなやまトンネル できるかな?」 よかったら見てみて下さいませ<(_ _)>