先日の続き。
前までのひるくる!サタデーの背景はこんな感じでした。
緑の布(グリーンバック)の前で撮影した後に、画像を差し替える
クロマキー合成というもの。

んでもって、あたくしが新しい絵を描かさせて頂く事になったのですが
そもそも的には、A3位(?)の(差し替えるための)絵を一枚描けば良かったのです。
が、あたくし映像を最初に見た時に、お二方の肌色と
衣装の色がホントはもっと綺麗なんじゃないか!?
ポイントは人肌、衣装、背景の色の関係なのですが、
これはクロマキーをやめて、実際に舞台背景みたいなのを描いて、
普通(自然)に撮った方が良いんではないか?と思ってしまいました。
という事を担当さんにご提案しましたら、NG(不可)!とのお返事。
うーん、それならしょうがない。
と、その後あたくし山口県の岩国市で展覧会しまして、そこで
現地制作した作品を、「こんな感じのを作りましたよ」と
担当さんに見ていただいた所、

「これ、布(に描いた絵)ですかあ、布なら折ってたためますねえ」
「ええ大丈夫ですよ」
「じゃあ、これで行ってみましょうか!」 と。
初めに背景画が不可だった、というのは、板に絵を描くかと思われて
いたそうで、狭いスタジオの中で場所が無い、移動させるのが大変なのは
無理、との事だったそうです。
でもそうなると、そんな大きな絵が描ける、広い場所が無い…となったのですが
そういえば昨年、山口県立美術館でワークショップをした時に
使わせていただいた講座室を、どうにか借りられないだろうか、
という事で担当さんが問い合わせた所、
予約が空いていれば、一般に貸し出してますよ、との事。
瓢箪から駒。 で、次々と扉は開かれ、
A3位の絵の予定が 5×3メートル位になりました。
背景イメージは波田さんイメージと衣装が映える様に、&エリカちゃんの
ミスマッチも面白いかも、という事で 「昭和の茶の間」に決定。

↑ 講座室にて。下絵を写したあと。

かくして完成したのでした <(_ _)>
ちなみに時計の針は番組開始の9:30、
壁上の写真はyabのキャラクター、ビープ君とギター侍です。
右壁の地図はオーストラリアではなく、山口県です。
部屋の全体は極力シンプルにしてますので
イベントのポスターや季節物の絵を貼ったりとカスタマイズが可能です。
関係各位ならびに、ご清聴ありがとうございました(^o^)