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2024カレンダー



さて、遅くなりましたが、2024年のカレンダー出来上がっております。
タイトルは 「2024 岡本よしろう作
やっぱり 世界の名作 カレンダー」 です。

通販も始まりました→ 岡本よしろうの世界(ホームページ)

だいたい一年前のブログにも書いてましたが、今回のカレンダーは「動物もの」にするつもりで早い内(ほぼ一年前)からネタが出来上がっておりました。→「2024 どうぶつ だじゃれのようなもの カレンダー(ゆるい)」(仮)というもの。

それを今年の春先?に描き始めようとした所、どうも筆がのりませんで、「はたしてこれは面白いのだろうか?というか、はたして私はそれを描きたいのだろうか?」という問いが浮かび上がりました。
だいたいあたくしが思いつくようなくだらない系のネタというのは勢いものであったりしまして、時間が経つと「その時」ではなくなって、描けなくなったりします。
という(あるあるな)事がありまして、「それでは岡本よしろうは今、何が描きたいのかね?」と問いましたところ、「やっぱり 世界の名作が描きたいなあ!」という事に。

前回ブログにも書きました様に、今回がラスト!(の予定)でございます。
今回はフルデジタル、全部液晶タブレットで描きで、初めてそれをやった2021年「世界の名作っぽいあいうえお」カレンダーから比べると、だいぶ慣れてきて、今までの集大成!というか、「岡本オリジナルカレンダー」の一つの到達点な感じがしています。
自画自賛!!ですみません(>_<)
ぜひお手に取って観ていただけますと嬉しいです(*^▽^*)



| 仕事 | 20:04 │Comments0 | Trackbacks0編集

「ちえまるとからくりにんぎょう」



世界文化ワンダークリエイト発行の定期購読雑誌「ワンダーランド3月号」にて掲載の
「ちえまるとからくりにんぎょう」 (山本省三 作 沢井佳子(チャイルド・ラボ所長)監修)の絵を担当しました。

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↑こんな感じ、を含む4見開き分です。
この「ワンダーランド」という雑誌は「5歳(年長)児の「好奇心」を刺激する絵本」
だそうで、今回の「ちえまる」は「文章理解」というカテゴリーのものだそうです。
例えば上図はただの迷路ではなくて、巻物に書かれた順路で進むとゴールにつくよ、
というもの。 他のページでも、まちがいさがし的な仕掛けがあったりもします。
結構こまかく&ややこしくって制作は大変でしたねwww

定期購読ものなので、本屋さんには置いていませんが、お近くに園児(年長さん)が
いらっしゃったら聞いてみて下さいませ(^O^)/



| 仕事 | 16:02 │Comments2 | Trackbacks0編集

2023カレンダー



アップするのがえらい遅くなりましたが、2023年のカレンダー、
出来ております<(_ _)>
2023 岡本よしろう作 「みつことかっぱ」の のりものカレンダー。
近年、乗り物とか、乗り物の事とかばかり考えていたら、カレンダーも
”のりもの”になりました。
このブログのタイトルであり、キャラクターの「みつことかっぱ」が、
いろんなのりものにのります。あたくしが”普通に”のりものを描くと、こうなる!
というカレンダー。

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1月は「たからぶねと かやっく」
今回のカレンダーは近年はやっていた「ことばあそび」は少な目です。
みつことかっぱののりものカレンダー、はたして需要があるのか?わかりませんが…(汗)
毎年、来年はあるのか?(カレンダーを作るのだろうか?)と思いますが、もし次回も続くとするならば、やっぱり動物のカレンダーにしよう!(きっと需要があるはずだ!)と思うのでした(;・∀・)

いつものお店には既に置いてあると思いますが、もうそろそろ通販も始まる予定でございます。遅くなりましてすみませんが、およろしうお願い申し上げます<(_ _)>



| 仕事 | 21:54 │Comments6 | Trackbacks0編集

2022カレンダー

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いやー、うっかりしてましたが、2022カレンダー出来てます(≧◇≦)

「2022 岡本よしろうの
どうぶつ × すうじ × 3 カレンダー」 です。(ワー!)

近年恒例になってます、ことばあそびカレンダー、今回は
一年12か月(1~12)のすうじ と どうぶつが 三回づつかかってます。
1月は
けてる
んこが
エィイエィ
みたいな感じですね。

&知ってるヒトは知っている!で、
2016カレンダー(数字ごろ合わせ)と 
2020どうぶつ×3カレンダーの掛け合わせです。
け、け、決してマンネリなんかじゃなくて、
今回はなぜか動物にしたかっただけなんだからね!
(できた後に気付きましたが、めずらしく今回は表紙以外
女の子が登場しません。おじさん(人間)は何度かでてきます。)

というわけで、ホームページにて通販も始まっています。↓
→ 2022年カレンダー発売!

というのを今更ブログに書いているのですが、このブログを見てる方々は
「もう持ってるよー!」な感じもします。& 既にホームページからのお問い合わせも
ちょいちょいありまして、わざわざホームページまで のぞきに来て下さる方々が
いらっさる事とか、とっても ”有難い” ことだなー、と最近思っておりました。
ありがとーございます!
(にもかかわらず、ブログ告知を失念しておりましたスミマセン(*´Д`))



| 仕事 | 20:09 │Comments4 | Trackbacks0編集

2021カレンダー

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2021 岡本よしろうの
「世界の名作っぽいあいうえお」カレンダー
(好評だった2017年「世界の名作っぽい」カレンダーと
2018年「あいうえお」カレンダーの夢の融合!)が、
やっと。準備ができた模様です。
ホームページ「2021年カレンダー発売!」も更新できました。
→ 岡本よしろうホームページ

早くからご予約頂いた方々に「早く送ってあげてよ」とウチの奥様に頼みました所、
「いいや、待て。オマケを作ってからじゃ!」と言って、”泥縄の呼吸!”で注文した
ポストカードも届きました。遅くなりまして大変すみません(>_<)が、
じき届きますので ご予約済みの方は今しばしお待ちください<(_ _)>

いやー、今回のカレンダーはいろいろアレやらアレやらで忙しく、
「カレンダーの絵を描く時間無い!」という所で、10年以上?続けてきた
カレンダー制作をやめるかどうか!?というのまで頭をよぎりました。
が、「来年のカレンダーは…」と 各所よりちょいちょい聞かれたりして…(汗)
結果、イラストレーターの友人にちょっとだいぶ手伝ってもらったりして、
なんとか作り切る事が出来ました。ありがとーございます!

ちょっとこの先の仕事で、外部の人に手伝ってもらう事も増えるかも?
というので今どき!の リモートワークが出来る環境を整えよう。というのも
あって、液晶タブレットも導入して、今回のカレンダー作りはその実験
でもあったのでした。
とかとかで、今回の絵(と字)はすべてデジタルで描かれています。

&前回までやっていた手作業がかなり負担になったので、今回から
業者さんにリングカレンダー(めくるやつ)にしてもらう事にしました。
ら、結構リング式好評みたいですね。
「早く言ってよ、奥様との家内制手工業、マジで大変だったのよ!」
という感じです(笑)

2021年がよい年でありますように。(まだ早い)



| 仕事 | 12:36 │Comments2 | Trackbacks0編集

「雷のあとに」

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本日(多分)、文研出版より刊行の児童文学作品 「雷のあとに」
(中山聖子・作)の装画と挿絵を担当させて頂きました。

亡くなった建築家のおじさんと、(主人公)睦子の(不器用な)
家族&お友達のお話。(中山聖子さんの作品はみんなそうですが)
とっても素敵なお話です。

著者の中山聖子さんとは同郷で、十数年前にお知り合いになって以来、
「いつかご一緒にお仕事をしたいですね!!」と、言い続けての早や幾歳、
とても感慨深いものがあります。

想いいろいろ~で書ききれないのでサラッと。
聖子さん、デザインをやって下さいました中嶋香織さん、
編集さん、装画の背景を描いて下さった岡本(嫁)さん、
および関係者のみなさま ありがとうございました!

今回あたくし個人的には超悩んだというか~(略)なのですが
チームの皆様のおかげ様もありまして、結果、雷のあとに、
良い仕事になったのではないかと思います。

ぜひ読んでみて下さいませ。



| 仕事 | 11:27 │Comments0 | Trackbacks0編集

カレンダーやっと

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出来ました。(待ってないかもしれませんが)お待たせしました。
毎年お取り扱って下さっている先からはじゃんじゃん(数件)「まだー?」と
お問い合わせがありましたが、ようやく出来ました。

来年、2020年のカレンダーは
岡本よしろうの 「どうぶつ×3(トリプル)カレンダー」です。
何が×3(トリプル)かというと 「かばが かばんを かばった」とか
何かしらの動物が 3回かかっているということですね。

モノが出来たばかりで ホームページでの取り扱いもまだですが
とりあえず ご報告をば。

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1月は 「とらんぽりんで とらんぷに とらい」



| 仕事 | 20:14 │Comments6 | Trackbacks0編集

きらりうむ佐渡

このあいだまでやってました大仕事を見学しに、制作チームの皆様とご一緒に
佐渡島に行ってきました。

佐渡といえば、金銀山!の ガイダンス施設「きらりうむ佐渡」という所で、
この4月にオープンしました。 詳しくはこんなところ→ 佐渡観光ナビ

この施設のメインは映像及びプロジェクションマッピングなのですが、
あたくしがやりましたパートはデザイン班のイラスト担当で、
壁面のマップ3枚ほか、を描かせて頂きました。
(館内は一部を除いて撮影禁止ですが、特別に許可を頂いて撮影してます)
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1枚目 「西三川地区」
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原画は150×120センチで、それを1.4倍位拡大したものが印刷されています。
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2枚目 「相川地区(近世)」
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絵の左上部分は坑道の中です。
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3枚目 「相川地区(近代)」 ↑
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 「相川地区(近世)」部分
街中でケンカしてたり、お祭りがあったり……いろいろ描いてます。
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絵の上半分は「相川地区(近世)」の坑道の中、ですが、
真ん中にある丸い所は のぞける穴が開いていまして、のぞいてみますと
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こんなのや
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こんなのや、
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こんなのがあります。他にもいくつも描きました。
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別の所にもちょいちょい登場してました。

現地の方々も出演された映像も良かったですし、半立体(レリーフ状)の面に
映像を映し出すプロジェクションマッピングにも興奮しました。

きらりうむの後もチームの皆様と観光したり、相川宵の舞(踊り)を見たり、
好天もあってどこに行ってもとても美しく、楽しうございました。
本当に良いチームでお仕事できまして良かったと思います。
ありがとうございました&おつかれさまでした。

ちょっと、わたしも観に行ってみようかしらん♪と思われた方は
新潟港からジェットフォイル(高速船)で1時間あまり!(そこから車で50分!)

佐渡へ 佐渡へと、草木もなびく~♪

で、佐渡へいらしてみてはいかがでしょうか(^O^)



| 仕事 | 12:07 │Comments2 | Trackbacks0編集

毛利敬親展

本日より 山口県立美術館にて
「明治150年記念特別展 激動の幕末 長州藩主 毛利敬親」 展が
始まりました。
展覧会の詳細は特設サイトへ→ 毛利敬親展サイト

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んでもって、美術館のロビーに置いてあります毛利敬親公騎馬像の
顔ハメパネル、の絵をあたくしが描かせて頂きました。
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このパネル、ふたが開いたり、
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閉じたりできるので、おひとり様でもお二人様でも楽しめます。
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パネルの下部の日付は毎日更新されるそうです。

あたくしは今回、A3程度の原画を描いただけで、後は
業者の方にやって頂きました。
現物は見ていないですが、写真を拝見するに、とってもいい感じです。

今まではいつも自分で狭い6畳間でひーこら作っていたのからすると、
大変ハッピー気持ちです。
関係者の皆様、ありがとうございました(^o^)

この敬親公、「そうせい公」で有名です。あたくし家の中で嫁に何か言われると
かなりの頻度で「ええよ~」と言うのですが、おそらく(?)
このお殿様の影響ではないかと思います。

展覧会、たくさんお客さんが入ります様に。



| 仕事 | 21:59 │Comments0 | Trackbacks0編集

ひるくる!サタデー背景2

先日の続き。

前までのひるくる!サタデーの背景はこんな感じでした。
緑の布(グリーンバック)の前で撮影した後に、画像を差し替える
クロマキー合成というもの。


んでもって、あたくしが新しい絵を描かさせて頂く事になったのですが
そもそも的には、A3位(?)の(差し替えるための)絵を一枚描けば良かったのです。

が、あたくし映像を最初に見た時に、お二方の肌色と
衣装の色がホントはもっと綺麗なんじゃないか!?
ポイントは人肌、衣装、背景の色の関係なのですが、
これはクロマキーをやめて、実際に舞台背景みたいなのを描いて、
普通(自然)に撮った方が良いんではないか?と思ってしまいました。

という事を担当さんにご提案しましたら、NG(不可)!とのお返事。
うーん、それならしょうがない。

と、その後あたくし山口県の岩国市で展覧会しまして、そこで
現地制作した作品を、「こんな感じのを作りましたよ」と
担当さんに見ていただいた所、
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「これ、布(に描いた絵)ですかあ、布なら折ってたためますねえ」
「ええ大丈夫ですよ」
「じゃあ、これで行ってみましょうか!」 と。

初めに背景画が不可だった、というのは、板に絵を描くかと思われて
いたそうで、狭いスタジオの中で場所が無い、移動させるのが大変なのは
無理、との事だったそうです。

でもそうなると、そんな大きな絵が描ける、広い場所が無い…となったのですが
そういえば昨年、山口県立美術館でワークショップをした時に
使わせていただいた講座室を、どうにか借りられないだろうか、
という事で担当さんが問い合わせた所、
予約が空いていれば、一般に貸し出してますよ、との事。

瓢箪から駒。 で、次々と扉は開かれ、
A3位の絵の予定が 5×3メートル位になりました。
背景イメージは波田さんイメージと衣装が映える様に、&エリカちゃんの
ミスマッチも面白いかも、という事で 「昭和の茶の間」に決定。
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↑ 講座室にて。下絵を写したあと。
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かくして完成したのでした <(_ _)>

ちなみに時計の針は番組開始の9:30、
壁上の写真はyabのキャラクター、ビープ君とギター侍です。
右壁の地図はオーストラリアではなく、山口県です。
部屋の全体は極力シンプルにしてますので
イベントのポスターや季節物の絵を貼ったりとカスタマイズが可能です。

関係各位ならびに、ご清聴ありがとうございました(^o^)



| 仕事 | 09:07 │Comments2 | Trackbacks0編集

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Author:岡本よしろう

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